NO! NUKES 2022 6月 高橋れい子 「ふうわり野菜物語」 fūwari vegetable story

高橋れい子 ステンドグラス

高橋れい子 「ふうわり野菜物語」 fūwari vegetable story

土の中 青く透き通る呼吸をして
一粒の種は 眠っています。
月のしずくが
祈りの道を通って ひそかに降りてくる…
そして 露たちといっしょに
やわらかい土に 沁み入っていきました

種は目覚め
外の世界に出てみたら
そこには
三人の女の子が 待っていて
ふうわり
やさしい風が 吹いていました

太陽のひかりとちからをあびて
おてんとうさまの伝言を聞いて
雨の音で踊り
野菜たちは うれしくなって
そして 大きくなっていきました

高橋れい子(Reiko Takahashi)

1955年、長野市生まれ。ときがわ町在住。1977年、認知症の祖母の介護と姪の子守り(逝く者、生まれて間もない者のお世話)をきっかけに、人の顔を表現したいと思い木彫を始める。
1980年~KOBATAKE 彫刻工房で彫刻を学ぶ。個展、グループ展多数。障害者支援施設カーサ・ミナノ、山谷労働者福祉会館等の壁面に彫刻を製作。
1995年、阪神淡路大震災の年から、捨てられたガラスをつないだステンドグラスの彫刻を作り始める。
現在は、「生命」をテーマに、その土地その場に根ざして人が生きる姿、植物や動物たちが生きる姿を彫刻、詩、音楽などで表現している。

アトリエあゆす 高橋れい子

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