福島原発のメルトダウンを経験した私達はどうしたらよいのか

原発がどこかに利益を生むとしても命と引き替えの物であってはとんでもない。私は事故を見て、大きな危険性をはっきりと知ることができました。もっと早く気がつくべきでした。どこかで日本の技術を信じていたのかも知れません。地震に対しても侮っていたのです。国民の多くも政治家も、東電も。目が覚めないといけない!
消えることのない放射能、停止したと言ってもほんとうには止めることのできない核分裂。すなわち止める技術無くして始まった原子力発電は消去することに力を注ぐべきです! 原発反対!!
  平成23年4月記 

●[秩父に食品測定所をつくろう!]  
埼玉県内の放射能 川島町の肉牛、越谷の堆肥化施設・・・
世界も驚く日本の放射線量基準(食品・飲み物)     
2011年講演・勉強会・デモ案内
脱原発・反原発リンク集  
脱原発意見ストック  
東北自動車道放射能測定   
小鹿野-大滝-小淵沢車上計測 (10/9)
参議院行政監視委員会 参議院脱原発への道 (5/23)
小鹿野の放射線量 (5/9~)  
原発を学ぶ集い(秩父5月22日講師関根一昭氏) 
一番経費が掛かるのが原発です!  
電気は足りてる!   
高い電気料金のできる仕組み「総括固定資産方式」とは      
アーサービナード氏が語る原発事故 (4/17) 
原発の危険性を訴え続けていた広瀬隆氏が語る   
原発の設計者上原春男氏が語る防げた事故
ロシアテレビで報道された真実   
エネルギー政策は白紙に:菅総理発言 (5/10)
原発に20年勤めた平沼憲夫氏の証言  
ドイツ気象局の日本放射能予報←こんなのが日本でも欲しい
次は地下原発推進政府か?(6/2)  
6月6日TVタックル発電送電分離を!  
「東京原発」2004年公開映画←原発についてよくわかる。!
肥田舜太郎さん講演 (10/22)
測ってガイガー(メンバー2600人)計測リクエストもできる 原発とめよう秩父人有志所有のホリバPa-1000で計測しよう!報告しよう!

田中優さんの緊急公演を見て下さい。真摯に受け止め事実を知り未来を見つめましょう・・・

政府のうそや発電会社のうそ、そして危険な今の状況も解ります。
しかし同時に、明るい未来社会を提示して下さっているところがうれしい。
企業や政府、官僚の固い頭では突破できないことを私達は声をあげて行かなくてはいけない。
自らの利益だけを見た企業をコントロールもできない政府や官僚はいらない。そう感じました。
明るい自然エネルギー型の社会を実現しましょう!日本ならできる!
まずは公演を見て下さい。2時間にわたりますが止めて次回から途中から見ても良いし。是非!

以下要約
震度5を超える地震発生は1970~2000年で イギリス 0 、 フランス・ドイツ 2 、 アメリカ 322、 そして日本は 3954 です。なので原発の保険に関してはロイズでの契約は地震の時には免責の600億円までとなった。日本の原発はそれほど保険も掛けられない品物なのだ。
●冷却水用の給水ポンプは3.6mの引き波にしか対応していなかった。つまり今回の津波では水を抜かれてしまうほどの引き波であった。
放射線被曝は外部被爆より内部被爆がもっとも恐い。体内に吸収された放射能からは100%の被爆を受ける。胎児や幼児など子供の方がこの影響を受けやすく、ガンになる確率が高い。 →福島の母は嘆く「子供が癌になったら・・・」。我が家に帰れない「こんなの嫌だ」。
●チェルノブイリでの輸入制限として日本は放射能370ベクレルと設定したにもかかわらず、今回の被災地でのレベルは500ベクレルと甘くしてしまった。WHOでは水での放射能10ベクレルが基準なのに、日本では大人300,子供100でよいとした。日本人が放射能に強いと言うことはないのに。。。
●0.05m(ミリ)シーベルト/時 は1回のレントゲンと同じで「安全です」とはひどい。そこに1日24時間、1年暮らしていたら480mシーベルトになってしまう。
●3月11日夜よりアメダスの風向きなども表示されなくなった。隠している。(樽葉町と女川では空間線量率は未だに調整中として公開されていないようだ。ちなみに5/7(土)では原発から62Kmの福島市で空間線量率は1、7μシーベルト/時で累積は14892μシーベルト/時です。パニックになるからとSPEEDIを隠していた事実。)

↑2011/5/5の私のiphoneアプリでの画像です。今でもこの様に風で放射能が飛んできていると言えます。
この日は秩父の孫も都内にいる子供達にもできるだけ外に出るなとウチでは警告しました。
大抵は偏西風で原発から右(東)へ流れて行くのですが、この日はかなり関東がおおわれています。
きっとただちに危険なレベルではないとして政府は公表や注意を促さないのでしょうが、吸えば確率的にはガンになる確率が大きくなるのは必然である。

●今回浜岡が同じ事故になったとしたら東京は大変なことになっていたと言える。
もんじゅは造ってすぐ事故を起こし2兆3000億かけたのに発電していない。なのにそのマイナスを電気料金に加算して焼け太りできるのが今のシステムだ。六ヶ所村も3兆円かけている。皆電気料金に上乗せできる。電気料金は先進国中で一番高い。アメリカより3倍。産業界が反対すべきだ。
●電気消費のピークは一年の内10時間程度。家庭生活者のライフスタイルを問う言い方はうそです。家庭ではその時たった9%しか使っていない。91%が企業だ。これが使えば使うほど安くなる電気料金だから、企業は節電に投資せず大きく消費することになる。ここをただせ!
●ドイツでは太陽光発電の方が多い。スペインでは風力発電が最大発電である。日本ではコストが高いと言っているが間違い。アイスランドでは日本の発電施設で7割も地熱発電しているのに日本ではほとんどやっていない。
スマートグリッドはアメリカですでに実施されている。太陽光だけで町が機能するシステムだ。日本でやろうとすればソーラー発電、蓄電技術、電気自動車など世界一の技術があってすぐできる。
●節電日本の省エネ製品はすごい。ヨーロッパの2/3。アメリカの1/3で世界一省エネ生活をしてます。電気が足らないのはうそ。企業が節電すれば原発はいらない。
放射能を吸収する菜種や向日葵で浄化を始めよう!政府は農家に依頼し浄化事業として取り組むべきだ。以上


ルノYさんが講演を聴いてきてレポートして下さいました。7/3

先日つくば市での田中優氏講演会へ行きました。少し長い投稿文になりますが、素晴らしいものだったので、個人的に重要だと思った点や、考えたことを書いてみようと思います。

電力会社は総経費の3.5%が適正報酬と決められているため、電気料金=経費+経費×0 .035と設定されている。これは経費が増えるほど利益は上がることを意味し、コストを下げる誘因が働かない。これが原因でもんじゅ、巨大な広告費、金融界・ゼネコンとの癒着etc..がまかり通っている。大きな金が動く原発産業は電力会社にとってみれば良き経費バラ撒き場になっている。

●X線集団検診による被曝量は”一回で”50μSv これをμSv/hベースの環境放射線と比べるのはペテン。年一回X線検診を受けるとしたら、環境放射線量等量…×24×365の値と50μを比べて初めて適正となる。無論、これも内部被曝量を差し引いた場合だが。

●東京電力管区内で大きな電力需要ピークが出るのは年間たったの10時間!これをカバーするためにに発電所をガバガバ作ってきた。この針のような細いピークを横へ馴らしてやるのが賢いやり方というもの。

●家庭の電力消費は日本全体の1/4 特にピーク時間帯ではその1/9! 他はほとんど業務用電力。業務用の電気料金は基本料金が高いが、使えば使うほど単位電力あたりでは安くなる仕組みになっている。この仕組みのために大企業は節電に対して腰が重くなっている。ピーク時間帯だけ産業界の電気料金を上げるようにしたり、業務用の電気代を、使えば使うほど高くなる仕組みにすれば良い。そうすれば産業界は3-4割節電する。それだけでピークは抑えられる。

●今こそ推進・維持派と反対派で徹底的に議論するべきだと感じた。そうすればどちらの派も納得いく形で原発はとんでもないものとわかるだろう。大口をたたいていた者どもを田中さんに論破してもらいたい^^

●今日のような講演会に来るのは普通、原発反対派且つ積極的に問題意識を持っている人。そういう層が集まって田中さんの話を聞いたところで、多くの人が感じるのは、「ああ、原発はやっぱりひどい」ということ。その次につながりづらい。出来れば推進派・維持派や特に意見を持たない人に聞いてほしい。また、これからの脱原発の活動の在り方としても
、同じような意見を持つ内輪で何かを企画することに主眼を置くのでなく、広く遍く原発の真実を知ってもらえるように工夫して取り組んでいくべきだと感じた。


2011/4/20
残念ですが
もう騙されるのはいやですね
今回の初動と情報公開に於いては初めからメルトダウンの深刻な点:プルトニウム放出など隠していた事実。未だに放射線量云々だけで「ただちに危険性はない」などの報告発表は国民を欺いているし、報道も全くつっこんでいない。 →報道を制する原発村の影
細野補佐官は3/15に「プルトニウムやストロンチウムが発見されてメルトダウンしてると気づいたが、言う気分になれなかった」と言って隠してた。何というお粗末。世界をも騙していたと言うべきだろう。菅は何をしていた!その為に住民は何も知らず健康被害を受けた可能性が大きい。
未だに枝野官邸もメルトダウンを認めていない。外国ではすでに全ての危険性を当初より察知している。アメリカが80㎞(50マイル)が危険領域として自国民はその地域に入らないようにと促しているが、日本はやっと30㎞。
大丈夫なのか?
騙されているのは日本国民のようです。残念でなりません。
3月15日頃では風向きでしょうか?かなり東京や秩父でも放射線が来ていたようです。平常の17倍。ウチの孫も外で遊んで浴びていたかも知れない。吸っていたという方が正しいのではないか?
大気汚染や地下水汚染に関して、汚染濃度が高い部分を汚染(plume)プルームと呼ぶそうだが、ヨウ素(I131)だけ見ても未だに心配ですね。プルームの状況はフランスのHPからも良くわかります。

2011年3月15日
2011年3月19日
2011年3月23日

政府は国民の命を一番に重んじて一刻も早く正直な対応をしてほしい。
私はヨウ素を手に入れましたがそれ以上の手だてを知らないし、知識もない。
次の爆発があったら真っ先に子供や孫に飲ませます。
民主も自民もない。
これからもダマシ続ける議員ならいらない。
パニックが起こらないようにとの配慮はあってしかるべきだがもう遅い。手だてをしていないのが解る。

私達はどうするべきなのか。国民に指示するのは誰か?
2006年、自民党時代に共産党吉井英勝衆院議員(京大工学部原子核工学科卒) の「日本の原発の約六割は、バックアップ電源は三系列、四系列じゃなくて二系列」である危険性を訴え「原発の補助電源すら津波で消失したら」の質問があったそうじゃないですか!にもかかわらず「さらに耐震設計を基本的には厳しくしていきたい。・・・そういうような基準をさらに超えるような大変大きな地震が来たときには、・・・そういうことがまず起こらないことを数字で確認するか何らかの方法で確認・・・」と言いながら危険性への最大限の対策を怠っていた事実。
共産も自民もない!国民の命を一番に考えるべき議会がそれでは・・・
色んな情報を自分成りの解釈で怒鳴ってみましたが間違いがあったらご指摘を
いや、全て間違いで「安全です」との言葉をむしろ聞きたい。

以下追加 見て解る情報

3月12日から17日の放射能の広がり
http://www.spiegel.de/images/image-191816-galleryV9-nhjp.gif
3月12日から20日の放射能の広がり(フランス)

世界に広がる放射能(フランス)
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/irsn-meteo-france_19mars.aspx

文部科学省の水道水の放射性ヨウ素等の検出結果
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303956.htm

日本の地震地図
http://www.japanquakemap.com/?lang=jp

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