2011/4/17 アーサービナートさんの講演

アーサービナートさんのお話を聞きに行きました。
本当は詩のお話などが予定でしたが震災があったので「原発」中心のお話になりました。
アメリカの実家から送られた「ヨウ素の錠剤」を持っていました。

●我が家は11階。震災で腰まで本の海になった。
●私は携帯もクーラーも使いません。大変だけど節電には努力をしないといけない。
●八戸市の友人が1~2月にナマズが異常に川を上ってきたと言っていた。
●ドイツの保険会社の世界の危険度評価ではニューヨーク24。パリ25。東京710。地震が多く断層だらけの日本。そんなところに原発造るのがおかしい!世界ではそう見ています。
●オバマ大統領からアメリカ人には福島原発から50マイル(80Km)以内に近づくなと注意が来た。日本では30Km。人命より経済が優先された。
●政府の発言などは訳すと話の内容がでたらめ。大事なことを言っていない。アメリカで報道するとなると多くの情報が集められ、外国の方が正しい報道がなされている。今でも外国の情報の方が信頼できる。→報道を制する原発村の影
●アメリカでは福島の事故後の想定はしていた。だからこそすぐに仮説電源の導入を申し出たのに政府はそれを断った。アメリカでは4重の電源確保を備えているのに地震や津波で危険な日本なのに2重だった。
●TBSラジオで2年もレギュラーキャストだった上杉隆氏が「プルトニウム」の話をしたとたん、降板させられた。大スポンサー東電の影響だろう。テレビは皆スポンサーが東電がらみで信用できないから見ない方がいい。今は文化放送の朝に登場している。私(アーサービナート)も出てます。
●今は外資系企業が東京から脱出している。日本人の金持ちも関西に移動しているかも知れない。

●(福島方面)来てくれない、買ってくれないのは風評などと言っているが、はっきり言って風評ではなく被害。被害は東電や国が補償すべきもので「ただちに危険ではない」などと時間稼ぎもおかしい。
●日本には一人も観光客は来ません。だって、誰がウクライナやスリーマイルにわざわざ行きますか?
●詩人若松丈太郎は2010年1月発刊の詩集「北緯37度25分の風とカナリア」の中の「みなみ風吹く日」ですでに危険を告知予言している。(朗読)
 「神隠しされた町」もさらにリアルだ!ご覧下さい。

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